底辺社畜がキックボクシングの大会に出たらボコボコにされた話①
わたくし学生時代
【少林寺拳法】という合気道と空手を足して2で割らないような濃厚さが漂う部活動にいそしんでおりました。
(護身開眼!)
体育会系という倒錯した世界観の中で見事歪んだ高潔な人間性を獲得し現在に至る訳ですが
同時にそこで得た経験や仲間というものはいまでも感謝しておりまして、おかげさまで人間性白帯の私も黒帯を取得でき今思えば辞めずに4年間続けて良かったな~と思っております。
んで主に学業の意味で苦労した卒業後(お察しください)
働きたくねぇ欲を全開にしながら底辺社畜として細々と生きていたわけですが
やつぱり毎日になんというか刺激がなく…生まれながらにして意識が高いあたくしはもうだめㇼㇲヵしょ。。という気持ちになり…
というのは建前で毎日終電帰りの仕事から逃避したいんじゃボケェ!!!
という理由で私が当時住んでいた西東京の最新シーンをリードし続ける大都会町田にあるキックボクシングジムに通うようになりました。
そこはプロを多数輩出している処で人間凶器みたいな人たちが在籍するプロコースと一般コースで分かれていたため私でもすんなり後者のクラスで練習することが出来るジムでした。
なにより会長が非常に高潔で人柄の良い方で格闘技・武道で人間形成というものを体現したような好人物だったのでとても気持ちよく練習することができそれにも本当に感謝しています。
今は山手線圏内に住めば【ワンランク上の男になれる】
という極めて間違った情報を受信してしまい限りなく大田区に近い品川区に引っ越して夜な夜な友人たちと
Battlefield1で永遠に終わらない全ての戦争を終わらせるための戦争に従事するという立派な大義を果たしております。
【ワンランク上の男(当社比】
なので休会中ですが近いうちにまた復帰するつもりです。
んで少々話が脱線しましたが私がそのジムに通っていた25歳くらいの時
k-1チャレンジなるアマチュアのキックボクシングの大会に出る機会を頂き
という軽い気持ちでエントリーしました。
キックの試合というものはエントリーした階級の体重まで自分の体重を落とさなければならず私は当時2週間で7㌔落としました。
ただ当時営業職だったこともあり避けられない飲み会や付き合いもあるわけで
趣味でやっている以上言い訳もできず減量が上手くいかなかったことも事実です。
現在はその後も数戦しているため何となく自分の体にあった減量方法がわかってきたような感じですね。
試合5日前を過ぎたあたりに公式HPにて対戦相手の発表がされたのですが
まぁどんなやつなんかな…!?
という感じで相手のネットで名前を調べるわけですよ。
何事も徹底的に物事や相手を研究しすぎて毎回失敗するタイプなので。
今回私はK氏という方とCクラスという胴防具までありのビギナークラスで対戦することになりました。
で「まぁエントリーしているのCクラスだから余裕やろ…ヒヒヒヒ」
とか言いながらお相手さんのK氏フェイスブックのプロフィールを発見しまぁどうせみてくれもたいしたことないやろ思い出作りの出場やろとおもいながら
(※写真はイメージです)
!?
遊星からの物体Xかな?
自らのはちきれんパンプボディを前面に晒してるし
ボディビル・レスリングとかにいいね!してるし。
というか本当に同じ階級でそもそも日本人なのか…?
というわけでこのフィジカル面で日本の頂点層に位置してそうな人との対戦が決まってしまいまして。(写真はイメージですがそこはかとなく写真とクリソツでした。)
見てくれに完全にビビッてガン萎えのあたくし。
5日後のあたくしは五体満足なんだろうか…?
どうなってしまうんでしょう…。
続きます!
「ヤッテヤルゥ!!」
(※写真はイメージです)